派遣社員の仕組みや就業までの流れ、メリット、デメリットやおすすめ派遣会社

派遣社員の仕組みや就業までの流れ、メリット、デメリットやおすすめ派遣会社

正直言って非正規雇用である派遣社員にはそれなりのデメリットがあり、派遣社員として働く前にはしっかり考えなくてはいけません。

ただそんな中で、自分の状況ややりたいことを考えたときに、結果的に派遣を選んでよかったという人もいるのは事実。

それはいったいどういうケースなのでしょうか。

今回は派遣のメリットやデメリット、また派遣を選んで良かったという人のエピソードをご紹介していきます。

派遣社員の仕組みや就業までの流れ

派遣社員ってなんのことか、しっかり理解できていますか?

聞いたことはあるし、非正規雇用であることくらいは知っていても、実際どんな条件や仕組みがあるのかを理解していない人も多いかもしれません。

派遣を選ぶにあたって、最低限抑えておきたいことだけ、今回はご説明します。

派遣の仕組み

派遣社員として働く場合、派遣会社と雇用契約を結び、そこで求人紹介を受け、実際に勤務する会社が決まる流れになります。

雇用関係はあくまで派遣会社であり給料を支給するのも派遣会社。実際に勤務する会社ではありません。

ただし仕事内容の指示については勤務先の会社から受ける形となるのです。

雇用契約を結ぶのはあくまで派遣会社なので、肝心な勤務時間や待遇、労働条件については派遣会社と交渉になります。

また正社員同様に社会保険に加入することも、有給休暇を取ることもできます。

派遣先での就業までの流れ

派遣会社に登録してから、勤務先に就業するまでの流れを簡単に説明します。

  1. 派遣会社登録(登録説明会参加等)
  2. カウンセリングやスキルチェック
  3. 仕事紹介(希望就業条件等のすり合わせ)
  4. 選考 (最短で紹介があったその日に決まることもアリ)
  5. 就業準備(職場見学や採用手続き等)
  6. 就業開始

派遣会社や紹介された企業にもよりますが、2,3週間程度で就業できる人もいれば、遅めの人で1.5ヶ月程度かかる場合もあるようです。

標準でも1ヶ月程度はかかると考えておきましょう。

派遣先での契約期間(就業期間)

派遣先での契約期間ですが、もっとも短いもので1ヶ月、多いのは2か月、3ヶ月、6か月ごとの更新になります。

1年という長期間での契約となることはあまり多くはありません。

最も多いのは、3ヶ月ごとの更新で、年に4回契約を結ぶという形です。

なお2015年に派遣法が改正されたことにより、どんな職種でも同じ3年以上同一事業所内で派遣社員として働くことができなくなりました。

派遣のメリット

では、派遣を選択することで得られるメリットとはなんなのでしょうか?

 企業での派遣社員ニーズが高いため、求人数が豊富

人件費コストの面で、依然として企業からの派遣ニーズは高いため、求人数は豊富になっています。

このおかげで、誰もが知っているような大手企業で働ける機会もあります。

ワークライフバランスがとりやすい

派遣に登録後、職種や勤務地の希望はもちろん、曜日や時間帯、残業の有無などの要望にそって派遣の仕事を紹介してくれます。

そのため、仕事終わりの時間を充実させることも、子どもが小さい方は家族との時間を確保することもできるのです。

異動はもちろんありませんし、契約期間も予め設定されるので、契約期間終了後の少し未来の計画を立てることもできます。

派遣会社のフォローがある

派遣会社に登録すると、派遣会社ごとに特色はことなりますが、仕事紹介から契約期間終了までのフォローやサポートを行ってもらえます。

就業における細かい条件の交渉から、定期的な訪問やフォロー、仕事中のトラブル対応まで派遣会社が担ってくれるのです。

仕事の掛け持ち(Wワーク)

ほとんどの派遣会社では仕事の掛け持ちがOKになっています。

曜日や時間帯などで分けてスケジュールがうまく調整がきけば、2社2職種などに挑戦することも可能です。

また副業も会社に隠れてこそこそ行う必要なし。

最近は正社員でも副業が解禁されてきたものの、まだほとんどの会社では許されていませんからね。

合わないと思ったら契約更新を断れる

数ヶ月働いてみて、会社が合わないと感じるようなことがあれば、派遣先企業で契約更新を伝えられたとしても、更新を断ることもできます。

派遣のデメリット

このようなメリットがあると考えれば、派遣社員って非常に良い働き方ではないのかと思ってしまいます。

ただ忘れてはいけないのがデメリット。

もしこの先派遣社員で働こうと考えている人は、このデメリットを必ず覚えておかなくてはなりません。

収入が安定しにくい

派遣での就業はほとんどが時給制になります。
そのため、収入は実際に就業した時間数に左右されてしまうのです。

祝日などで、休日が多くなる月は、必然的に月収も下がってしまうでしょう。

また自分で更新しなかったり、更新をとりやめたり、3年という上限がきたことで派遣先を辞めることになった場合、次の派遣先が決まるまでに空白期間が生まれ、無給となる期間が発生してしまう可能性もあります。

単純作業などの仕事が多い

悪く言えば、責任ある業務は任せられにくい面があります。

単純作業を好む人なら問題ありませんが、仕事内容にやりがいを求める場合は、求人紹介の際にしっかりと担当者に伝えたり、仕事をしていく上で交渉などが必要になるでしょう。

また単純作業ばかりで責任のある仕事を任せられないということは、仕事でのスキルがあまり身につかないということ。

実際、転職市場ではこれまで派遣社員として働いてきたということによってスキルがあまりないと見なされ不利になってしまう場合も少なくありません。

契約期間の更新は不確定

いつこの仕事ができなくなってしまうかわからないまま働き続けることになるのも派遣社員のデメリット。

上限である3年に達してなく、仕事でもそれなりに成果を上げていたとしても、会社の状況次第で簡単に更新して貰えなくなるのが派遣社員なのです。

契約期間終了後にすぐに次の仕事ができるという保証はないので、働き続けるという点では不確定要素が多くなります。

交通費は時給に含まれていることも多い

派遣の仕事で多いのが、交通費の支給がなく時給に含まれているというもの。

これの場合、出勤日数は少なめに1日あたりの働く時間は増やした方が得ですが、そのような融通が利く場合に限られてしまいます。

給料が増えていかない

正社員の場合は長く働けば働くほどの昇給していくことが当たり前ですが、派遣社員のような非正規社員の場合にはこの昇格がほとんどありません。

それ故に年齢が高くなるにつれて正社員と非正規社員の給与格差は非常に高くなっていきます。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、20代前半男性正社員の平均賃金は20万9,800円であるのに対し、20代前半男性非正規社員の平均賃金は18万3,700円と2万円程度の差しかありません。

しかしこれが50代前半ともなると、正社員の場合で39万8,900円、非正規社員の場合で20万5,200円と20万円もの差がつくという実態があるのです。

またボーナスや退職金がないという点も派遣社員の大きな欠点。

これ故に生涯賃金に大きな差が生まれることを忘れてはいけません。

自分の希望条件での雇用形態の選択肢を探る

メリットやデメリットを加味すると、待遇や将来面を考えて転職するならやはり正社員がおすすめ。

現在はかなり転職しやすい売り手市場になっていますから、長期的に働くことを考えるのであれば、絶対に正社員を目指すべきです。

ではいったいどんな境遇の人なら派遣で働くのもアリなんでしょうか。

あえて派遣を選択するなら、以下のいずれかの条件があるのであれば派遣社員として働くのはありだと思います。

  1. 事情があってフルタイムで働くことが難しい人
  2. 長期的に勤務することが難しい人
  3. 転職サービスなどで正社員求人が見つからない人
  4. どうしてもやりたい仕事があって正社員求人の要項に満たない

正社員として働く場合、どうしても週5日8時間のフルタイム勤務は免れません。

もし育児、介護などを理由がありフルタイムで働くことができないというのであれば、派遣という選択をするのはありですね。

また配偶者が転勤族であったり、何らかの理由から1、2年しか働かないという場合も派遣を選択するのはあり。

アルバイトという形もありますが、派遣の方が有給休暇等の労働条件がしっかりしている上、時給も高いのでおすすめできます。

そして3番、4番のようにどうしても正社員としての仕事が見つからない場合も、派遣を選択するのはやむを得ないと思います。

いくら正社員で働くべきとは言っても、無職のまま過ごすわけにはいきませんからね。

ただしいずれは正社員として働きたいと考えているなら、派遣社員として働きながらも転職活動は継続して行っていくべき。

派遣社員として期間が満了するまで何もしていないと、年齢が高くなりさらに正社員になることが難しくなっていきます。

生活費を稼ぎながらも正社員に向けた取り組むは必ず行ってください。

こういった事情のある人に限っては、派遣の条件や制度がプラスに働くことも大いにあるので、1度派遣会社に登録してみて、希望にあった求人を探してみるのもおすすめです。

おすすめの派遣会社

派遣登録を検討している方は、下記の点を重視して派遣会社を選んでみてください。

  • 求人が多い(就業したい地域のラインナップの多さ)
  • 福利厚生が整っている
  • フォロー体制やキャリアアップ支援制度が整っている

アデコ

✔ 全国対応
✔ IT系に強い
✔ 大手の派遣先求人多数
✔ 福利厚生がしっかりしている

「月刊人材ビジネス」第26回派遣スタッフ満足度調査(派遣スタッフ全2,000人アンケート/2017年8月)によると、再就業率「今後もこの派遣会社のスタッフとして仕事がしたい」No.1に輝いているアデコ。

派遣スタッフの満足度の高さが伺えます。就業中のフォロー体制が整っていて、メンタル面や時給以外の待遇についても評価が高いのです。

>>アデコ公式ページを見てみる

パソナ

✔ 事務系の求人多め
✔ 大手の派遣先が多い
✔ サポート体制がしっかりしている
✔ 女性からの支持率高め
✔ 全国に登録所展開

アデコ同様に、満足度は比較的高いパソナ。教育体制などについても好評です。

東証1部上場するパソナグループが運営しているということもあって、安心の面でも選ばれています。

>>パソナ公式ページを見てみる

テンプスタッフ

✔ 求人数は業界トップクラス
✔ 未経験歓迎
✔ 福利厚生充実
✔ スキルアップ支援あり

約7,000企業から20,000件を超える求人数を保持しており、大手からベンチャーまで幅広いラインナップです。スキルアップ支援制度も充実していて、働く女性を応援してくれます。

派遣会社として認知度も高く、人材業績ランキングで1位を6年連続で獲得しているのも強み。※㈱オピニオンによる2016年調査人材ビジネス業績ランキング

>>テンプスタッフ公式ページを見てみる

リクルートスタッフィング

✔ 事務の仕事に強い
✔ 未経験OK求人多数
✔ 紹介予定派遣多数

「月刊人材ビジネス」第26回派遣スタッフ満足度調査(派遣スタッフ全2,000人アンケート/2017年8月)で、「友人にすすめたい派遣会社」「お仕事紹介スピード」「仕事内容満足度」「仕事内容と比較した給与の満足度」部門などを含む7部門でNo.1を獲得しているリクルートスタッフィング。

安心のリクルートグループであることもポイントです。

>>リクルートスタッフィング公式ページを見てみる

まとめ

派遣社員として就業するには、メリットもあればデメリットもありますが、派遣を選択することで道が開けたり、自分のライフスタイルに合わせられるという人もいます。

ご自身の状況や就業条件を整理して、なんの選択肢が良いのかこの記事を参考に考えてみてください。



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