会社に対して不信感が強くて辞めたいと感じた場合の対処法。さっさと退職、転職が正解の場合が多い。
様々な理由から会社へ不信感を抱いている人は少なくないと思います。
ただ会社という組織で働く以上、会社を信頼できることは非常に大切なこと。不信感を抱きながら働き続けることは決して良いことではありません。
もちろん個人的な思い込みの場合もある為、他の人に話をしたり自分なりに色々と調べてみることも必要。
しかしそれでもその不信感が解消されないのであれば、転職することも考えなくてはなりません。
関連:まともな会社へ転職する為にすべきこと。ないと思ってしまっているならそれは大きな損。
関連:仕事で辛い環境に辛抱し続けるよりも転職に期待する方がだいぶまし
目次
会社に対して不信感を感じていませんか?
実際、不信感を感じて仕事を辞めた人にその理由を聞くと以下のものが挙げられました。
- サービス残業が当たり前になっている
- 体を壊してもおかしくないくらいの残業を強いられる
- 実際に体を壊し休職する人が多い
- あまりにも給料が安く昇給も全然ない
- 求人票と実際の条件が全然違う
- 有給が全くとれず葬式の時ですら文句を言われる
- 罰金制度がある
- 給料の支払いがたびたび遅れる
- 客に平気で嘘をつき商品を売りつける
他にも会社に対して不信感を感じる理由は人によって様々ですが、それ相応の理由があるはずです。
上司や同僚に対してというならまだしも、会社に対して不信感を感じるなんていうのは相当なことです。
会社への不信感は多くのデメリットを引き起こす
会社に対して不信感を感じながらも、そのまま働き続けることのデメリットはかなり大きなものがあります。
将来的な不利益
まず一つ目が将来的な不利益を生じる点。
無茶な働き方を強いられ自分自身が体を壊すことになってしまうかもしれません。
今は大丈夫、自分は大丈夫だと思っていても限界は気づかぬうちに訪れます。
また会社自体の経営が危なくなり、減給やボーナスカット、給料の未払い、そして最悪な場合は会社自体が倒産し退職金も貰えなくなってしまうこともありえます。
社員に不信感を抱かせるようなおかしな会社は、数年ならまだしも何十年も続いていくとは考えられません。
そしてその時にいざ転職しようと思っても、年齢が高くなってしまっていることで転職で不利になり、悪い条件でしか仕事を見つけることができなくなってしまうことも考えられます。
モチベーションの低下
会社に対する不信感がもたらすもう一つのデメリットがモチベーションの低下です。
仕事に対するやる気は低下し、会社に行くこと、仕事を行うことがただ苦痛なものになってしまう。
当然仕事の効率は悪くなってしまうし、仕事での成長も阻害してしまうことになります。
ストレスの蓄積
不信感を抱きながら働いていればストレスは当然大きいです。
そしてそのストレスはどんどん溜まっていき、体を壊す原因になりえます。
体を壊すまで行かないとしても、仕事が楽しいと思えないだけで大きなデメリット。
毎日8時間以上、ストレスを感じながら過ごすことになるなんて、決して良いことではありません。
会社への不信感が強いなら早めに転職を考えよう
ではもし会社への不信感を強く感じるようになってしまったらどうすれば良いでしょうか。
そのまま我慢して働く続けるのは決してだめ。
転職という選択肢も考え、自分がより良い気持ちで働くことができる環境を探さなくてはなりません。
不信感が解消されることはあまりない
会社に対する不信感は、もちろん理由にもよりますがほとんどの場合解消されることはありません。
働き続けたとしても、ずっと我慢して働くことになってしまうでしょう。
なぜなら会社というのは滅多なことが無い限り変わらないから。
突然サービス残業がなくなったり、残業が少なくなったり、給料を上げてくれたり、有給を取らせてもらえるようになったり、罰金制度がなくなったりなんてことは、残念ながらほとんどないのです。
会社は変わることが期待できない以上、不信感がなくなる期待もできませんから、結局会社を変えるしかないのです。
転職するより働き続ける方がリスクが高い
先ほども述べているように社員に対して不信感を抱かせるような会社で働き続けることは将来的に大きなリスクがあります。
転職はリスクがあると思っている人も多いと思いますが、そのまま働き続けてしまう方がよっぽどリスクがあることです。
将来の為にできることは早めにしておくべき
将来の為に行う転職はできるだけ早い方が良いです。
年齢が高くなればなるほどに転職難易度は高くなり、転職後も職場に馴染んだり仕事を覚えることに苦労することになります。
一方で年齢が低いほど転職はしやすいし、新たな仕事を覚えるのも早い。そして万が一転職に失敗したとしても、またやり直すことができるチャンスがあります。
さらに今は転職市場がかなりの売り手市場で転職がしやすい状況が整っています。いずれはと思って後回ししているとチャンスを逃します。
まずは転職活動を始めよう
会社に対して不信感を感じるようになったらまず行うべきは転職活動です。
すぐには仕事を辞めず、転職先が決まってから退職するという流れにすれば転職に関するリスクを最小限にすることが可能です。
また転職活動を通じて色々な会社を見ることで、今の会社がどれだけおかしいのか、それとも実はそれほどおかしくはないのかといったことに気づくことができる場合もあります。
今は転職サイトや転職エージェントといった転職支援サービスが充実し、仕事をしながらでも簡単に転職活動を進めることが可能となっています。
ぜひさっそく転職活動を始めてみてください。
おすすめ転職サイト、転職エージェント
転職サイト、転職エージェントのおすすめ順は以下の通り。
まずDODAですが利用は完全無料、登録には公式HPからオレンジ色の「エージェントサービスに申し込む」をクリックした後、必須となっているピンク色の項目を埋めていくだけで履歴書や職歴書の登録もないので5分もかからず終わります。
住所も都道府県のみを入れるだけでOK、業種や職種なども大体あってそうなもので問題ありません。
DODAは求人検索や診断テストの利用から、プロによる転職サポートなど転職に必要な機能が揃っている転職満足度No.1の転職総合支援サービスであり、全国で転職フェアや転職セミナーも行っていて、登録するとそれらへの参加も可能になります。
転職支援サービスとしては日本最大級で求人数は10万件以上、全国に拠点があり経験者から未経験者まで若手からミドル層まで対応しているので誰でも利用可能です。
キャリア相談から履歴書や面接対策、日程調整や年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より非公開求人を紹介して貰えるというのが大きなメリット。
待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっています。これが8万件以上ありますから、希望に合った企業、希望以上の企業に出会えると思いますよ。
■公式サイト:DODA
すぐに転職するかわからないという人でも、長い目で見ると価値はかなりあると思うのでぜひ使ってみて下さい。私も最初は診断テストをやってみたいというだけの理由でした。
転職エージェントでは、リクルートエージェントもおすすめ。
非公開求人量はDODAを上回る10万件以上。成功実績はNo.1ですから安心して利用することができます。
私自身も利用しましたが、求人の質や担当者の対応が良かったです。転職エージェントで結局最後まで使ったのはDODAとこのリクルートエージェントだけでした。
転職活動では最初はまず大手。あえて大手を外す意味はないと思います。
■公式サイト:リクルートエージェント
もう一つ、転職サイトとして登録しておきたいのがMIIDAS(ミーダス)。
オファーを待つタイプの転職サイトであり、DODAと同じくパーソルキャリアが運営してます。
ここは最初に登録して後は待つだけ、基本放置でOKという手軽さ。
それだけで好条件の会社から面接確約のオファーを貰える可能性があります。
また登録時に年齢、職歴、学歴などから想定年収を算出してくれたり、7万人の転職事例を見ることができたりといった点もかなり良いポイントです。
■公式サイト:MIIDAS(ミーダス)
転職サイトなら国内No1であるリクナビNEXTもおすすめ。
求人量、スカウト機能、診断テストなどが他に比べて充実しています。
もちろんDODAとの併用もOK。転職サイトそれぞれで求人が異なるので、複数を使うことで幅広く求人をチェックできます。
転職希望者の8割の人が登録するという実績もあり、何かと便利なので転職を考えていなくても登録している人も多いですね。
■公式サイト:リクナビNEXT
20代ならばハタラクティブもおすすめです。
第二新卒や社会人経験のない既卒者など未経験者転職の転職サービスとしては最大手で学歴も社会人経験も問われません。
未経験者の転職に関して強く、内定率は80%超えとかなり高い数字、サポート体制の評判も良好なのでまずは相談だけしてみるだけでも価値はあるでしょう。
ただ求人は関東が主。それ以外の地域ならDODAなど全国対応している大手を利用するようにしてください。
■公式サイト:ハタラクティブ
大手では他にもtype転職エージェント、JAC Recruitmentなどがありますから、色々使ってみるといいでしょう。