入社1年目の転職成功体験談や企業から見た1年目で退職する人に対するイメージ

入社1年目の転職成功体験談や企業から見た1年目で退職する人に対するイメージ

新卒で就職したものの、入社間もなくして転職するという人はかなり多くいます。

ただあまりに早く会社を辞めて転職することに対してネガティブな意見も少なからずあり、転職に対して不安を感じ悩んでいる人は少なくないでしょう。

そこで今回は入社1年目での転職体験談や、1年目で転職する人に対する企業側からのイメージについて紹介をしていきます。

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入社1年目でおよそ1割の人が会社を辞める

厚生労働省の「新規学卒者の離職状況に関する資料一覧」によれば、入社1年目での離職率は高卒で18.1%、短大卒で17.9%、大卒で11.8%と非常に高い数値になっています。

10人に1人以上が1年未満で会社を辞めるわけですから、決して珍しいことではないんです。

辞める理由として多いのは給料が低い、休みが少ない、残業が多いといった労働条件に関するものや、仕事が合わないなど仕事内容に関するものが多くなっています。

特に後者の仕事内容に関するものは他の年代に比べて高い割合を占めているという特徴があります。

想像していた仕事と違った、希望の部署に配属されなかった、希望通りの会社に就職することができなかったなど、仕事のミスマッチによって転職することを選択することになっています。

企業側としてはせっかく採用したのにすぐに辞められてしまうのは避けたいので、何とかミスマッチを防ごうとインターンシップを積極的に行ったり、入社後に配属を決めるのではなく採用段階で職種を限定していたりといったことを行っている企業も増えてきていますが、それでもミスマッチを防ぐことができていないのが実情です。

入社1年目の転職成功率は低い?

これだけ多くの人が1年を絶たずに会社を辞めているのですが、世間的にはそれがあまり良しとはされずに転職しても失敗するだけだなんて言うイメージもあります。

ただ実際のところはどうなんでしょうか。

実際に周りで1年目で転職したという人に話を聞くと、転職したことはちょっと先走しすぎた、転職しなければ良かったと後悔の念を感じている人もいます。

しかしそれよりはさっさと転職して良かった、無理して働き続けなくて良かったという人の方が多いです。

ブラック企業から脱出できた人、希望の仕事に就くことができた人など、転職したことが正解だったと感じている人がたくさんいるんです。

今は第二新卒として入社1年目であっても積極的に採用してくれる企業がとても増えてきたこと、1年目であれば新卒採用の枠でも応募することが可能である企業が増えてきたことなど、入社後すぐに辞めた場合であっても転職できる間口はかなり広がってきているというのもプラスに働いているのかもしれません。

入社1年目の転職成功体験談

では実際に1年目ながら転職を成功させた人にはどういった人がいるのでしょうか。

ここでは成功と呼べる転職をできた人の体験談を紹介していきます。

第二新卒で大手企業に

当初大学院進学を考えていて就職活動を進めていなかった私でしたが、事情もあって進学を辞めて就職することに。

しかし始めた時期が遅くて大手企業の採用はほとんど終わっており、就職することができたのは中小企業でした。

一応そこそこの有名大学だったこともあって、周りの友人は知名度の高い大手ばかり。知名度も低く、将来的な賃金にも大きく差がでることに対してかなり不満を感じてしまっていました。

入社後もその感情は抑えることができず、もしかしたら大手に転職できるかもしれないと転職活動を決意。色々と調べていると第二新卒採用も大手が積極的に取り組んでいるということを知ったのも後押しとなりました。

転職活動自体は実際に12月から開始。1月から実際に書類選考に応募開始。大手企業ばかりを受けていたので落ちた数も多かったものの、最終的には3月に希望の企業から内定を貰うことができました。

転職活動に関しては、転職エージェントにサポートして貰ったことや就職活動から時間が空いていなかったことからそこまで抵抗感もなくスムーズに進めることができたと思います。

やりたい仕事に

やりたい仕事ができなかった。これがすぐに転職に踏み切った私の理由です。

就職活動の時点で職種希望を聞かれてどうしてもその仕事がやりたいと答えていた上で採用されていたので、配属先は希望通りにいくものだと思っていたんですが、入社後1ヶ月後の配属発表では想定していなかった職種に配属されてしまったんです。

総合職としての配属である以上は人事に文句を言うこともできないし受け入れるしかできなかったですが、正直配属発表された日は帰ってから泣きました。

それでも最初はその仕事に真剣に取り組もうと思っていたんですが半年たってもどうしても本心から受け入れることができず、毎日会社に行くことすら嫌で嫌で仕方なくなってしまったんです。

そして転職することを決めた私。転職活動では職種を限定し、さらにどういった仕事をするのかというのを真剣に調べた上で応募する会社を決めました。

現在はその転職活動の甲斐あって、以前からずっとやりたいと思っていた仕事に就くことができました。

転職活動中には本当に転職してしまって良いのかと思うこともあったし、不採用が続くとこのまま転職できないのではないのかと不安を感じてしまうこともありましたが、それでも続けて正解でした。

はっきり言って会社の規模や給料は前の会社の方が良いんですが、それでもこの転職をしたことは間違っていなかったと実際に転職して2年たった今でも思うことができています。

新卒採用からやり直し

私の場合は入社した会社がいわゆるブラック企業で、パワハラあり、サービス残業は毎日5時間以上、その他色々ととんでもない労働環境だったことが退職した理由。

まあそんな会社を選んでしまった自分が悪いんですが、たった2ヶ月でその会社を辞めることになりました。

そこから私が選んだのは再度新卒採用枠として就職活動を行うということ。

第二新卒として転職するという選択もあったんですが、最近は新卒採用枠が広がっていて卒業後3年未満であれば社会人経験があっても応募できる企業が増えている企業が増えているということを知り、タイミングも良かったのでまずはこっちを選びました。

就職活動では学生時代の時に比べれば若干不利になっているという感じはしました。書類選考でも落とされることが多かったですし。また面接ではなぜすぐ辞めたのか、卒業後に何を学んだのかといった質問をされることが多かったです。

それでも最終的には無事内定を貰うことができ、翌年の4月からまた一から働くことができました。

入社1年目の転職者、企業側はどう見る?

このように、1年目であっても転職を成功させることは十分にできます。

ただ1年目で転職するということがマイナスになってしまうということがないわけではありません。

1年目での転職に対して否定的な企業の意見

第二新卒としての転職に対して積極的に取り組んでいる企業が増えている一方で、そのことを否定的に捉えている企業というのも決して少ないわけではありません。

その理由としては以下のことが挙げられます。

  • 仕事に対する考え方が甘い
  • またすぐ辞めるかもしれない
  • まだビジネスマナーすら身についていないかもしれない

これらはあくまで可能性。1年目で辞める人全員が仕事を甘く見ているとは限らないし、すぐ辞めるとも限らない。ビジネスマナーだって十分に身についているかもしれない。

しかし企業は採用段階でそれを完璧に見抜くことができない為、極力リスクを負わないように1年目の転職者を受け入れることはしなくなります。

その考え方は企業によっても異なりますが、そもそも第二新卒者の採用を行っていない企業は多いですし、第二新卒者の採用は行っていても1年目のみは対象外としている企業もあります。

特にマイナスとは考えていない企業は多い

一方で1年目であることをマイナスとは捉えていない企業というのはどういった思いがあるでしょう。

実際に企業側の意見としては以下のものが挙げられます。

  • 退職もやむを得ない場合がある
  • 様々な経験をした人材を幅広く採用したい
  • 失敗経験、挫折経験が強みになる

第二新卒の採用が積極的に行われている背景には若手の人材不足があります。

ただ理由はそれだけではありません。

新卒の就職活動で人気があって離職率が少ない大手企業でも積極的に採用活動を行っている企業はあり、その理由は先ほど挙げたようなものからです。

転職成功できる環境は整っている

入社1年目で転職はかなり不利になるという感覚を持ってしまうかもしれませんが、現在の転職市場を見れば決してそんなことはありません。

実際に転職して成功した人は多数いて、成功できる環境自体も整っています。

後は自分次第。成功できるか失敗できるかは自分にかかっているでしょう。

しっかり自分と向き合って、あなたの転職を成功に導いてください。

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