残業100時間以上の実態や体験談。今のままで大丈夫?

残業100時間以上の実態や体験談。今のままで大丈夫?

たまに、私の周囲でも残業が毎月100時間以上になっているという人がちらほらいます。

そんな私も以前の会社では平均すると残業が60時間程度、忙しい時期だった時は100時間を超えることもありました。

さすがに残業100時間はしんどく、その会社を辞める一つになりました。

今回は残業100時間の実態や、実際に残業100時間以上行っている人の生の声を紹介します。

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残業100時間の実態

残業100時間と聞くと、かなり多いという印象を持つ人も多いと思いますが、日本ではどれくらいの人が行っているのでしょうか。

残業100時間の実態についてまずは紹介していきましょう。

参考:厚生労働省「過労死等に関する実態把握のための社会面の調査研究事業報告書

残業100時間と法律

企業が労働者に残業させる為には、企業と労働者間で時間外労働協定(36協定)を結ぶ必要があります。

ほとんどの会社では、企業と組合間で結ばれているはずです。

しかし、単なる時間外労働協定では月間45時間まで、年間360時間までという上限が決められています。

もしそれ以上残業する場合には、特別条項付きの時間外労働協定を結ぶ必要があります。

特別条項付きの時間外労働協定を結ぶことで45時間以上の残業をさせることが可能となりますが、上限については決めなければなりません。

まず、特別条項付きの時間外労働を締結している企業は全体の47.5%にのぼります。

さらに、上限時間の内訳は以下のとおりとなります。

  • 60時間以下・・・32.5%
  • 60時間超80時間以下・・・40.4%
  • 80時間超100時間以下・・・14.9%
  • 100時間超125時間以下・・・3.6%
  • 125時間以上・・・5.7%

実は残業100時間以上することができる会社というのは、思ったよりも少なく、最も多いのは80時間以下となっているのです。

しかし、この割合に対して、残業100時間を超える人は多いような気がします。

これはおそらく、法律を守っていない会社があったり、サービス残業になってしまっているということが原因として挙げられます。

残業100時間以上させている企業の割合

上記で紹介したデータは、あくまでさせることができる上限の残業時間であって、実際にその上限まで使う必要はありません。

実際に、従業員に対して100時間以上の残業をさせている企業はどの程度あるのでしょうか。

1ヶ月の残業時間が最も長かった従業員の残業時間はは以下の通りです。

  • 10時間以下・・・16.5%
  • 10時間超20時間以下・・・8.4%
  • 20時間超30時間以下・・・9.0%
  • 30時間超45時間以下・・・15.3%
  • 45時間超60時間以下・・・10.1%
  • 60時間超80時間以下・・・13.3%
  • 80時間超100時間以下・・・10.8%
  • 100時間以上・・・11.9%
  • 無回答・・・4.8%

1割の企業で、残業100時間を超える労働者がいるということになります。

一方で、残業の平均時間として以下のデータもあります。

  • 10時間以下・・・43.9%
  • 10時間超20時間以下・・・25.7%
  • 20時間超30時間以下・・・16.0%
  • 30時間超45時間以下・・・7.8%
  • 45時間以上・・・1.6%

残業45時間を超える人ですらわずかですから、残業100時間を超えるという状態はやはり異常であると言えます。

残業100時間と過労死の関係

100時間を超える残業は、過労死にも密接に関係性があると厚生労働省労働基準局長通達がだされています。

たった1ヶ月でも残業100時間を行って、もしも脳疾患や心疾患などを発症した場合、その原因は業務と関連性が強いとされているのです。

残業が100時間は失うものが大きい

100時間を超える残業によって得られるものと言えば、残業代が増え、給料が多くなることでしょう。

ただ、良いことと言えばこれくらいです。

もし残業がサービス残業になってしまった場合には何の意味もありません。

一方で失うものは大きいです。

自分の時間はなくなり、家族と過ごす時間も無くなり、疲れがとれず健康を害してしまう。

これではいくら残業代が多くたって、幸せとはほど遠いでしょう。

残業100時間以上している人の体験談

では、実際に残業100時間以上している人の体験談を集めてみたので紹介します。

給料は良いけど、充実無し

普段から残業は60時間から80時間程度行っていますが、繁忙期の3ヶ月間は残業100時間を超えることが当たり前です。

毎日帰るのは24時、時には日をまたぐこともあれば、休日出勤もあります。

残業代はすべてだしてくれるので、給料自体はかなり良いと思います。20代なのに額面は50万円以上です。

節約なんてせず、好きなものを食べれるし、買いたいものも買えます。

では幸せか、充実しているかと言われると決してYESとは答えることができません。

今の生活は仕事だけ。本当に仕事をしている記憶すらありません。

友人から危ないと指摘されて・・・

以前の会社では、毎月の残業が100時間以上となるのが当たり前でした。

しかし、残業代をもらうことができるのは30時間まで。他はサービス残業という、いわゆるブラック企業でした。

働いている当時は、会社に対しての不満はありながらも、働くしかないという思いにとらわれていて、抜け出すことはあまり考えていませんでした。

しかし、大学の友人と飲みに行った際、友人が私がちょっとおかしくなっているということに気づき、心配してくれました。

まず、働き出してから7,8kgは痩せ、常に疲れている表情で、仕事の話しかしない私を異常だと気付いてくれたのです。

人に指摘されて、初めて今のままではダメだと気付いた私はその会社を辞めました。

同僚がうつ病に

私が新卒で入社した会社では、残業時間が毎月150時間程度でした。もちろん残業代は全ては出ず、スズメの涙程度です。

「この会社はだめだ」と入社して間もなくそのように思った私は、3年たったら辞めようと思っていました。

しかし、実際は1年で辞めることになります。

それは、同僚が多すぎる残業によってうつ病になってしまった為です。

それも一人ではありません。1年間のうちに数人が倒れたのを見ました。

そして改めて考えたところ3年ももたないと気付いた私は、早々にその会社を辞めることにしました。

プライベートが最悪に

元々残業はそう多くはない会社でしたが、複数のプロジェクトが重なった為、半年ほど残業100時間を超える月が続きました。

今のプロジェクトが終われば楽になる!ということがわかっていた為、私の中では頑張ることができていました。

しかし、影響は仕事にではなく家庭に及んでしまいました。

共働きであったにも関わらず、家事、育児は全部任せきり、休日も疲れているからと家族サービスを何もせず。

妻も忙しい時期であることを最初は理解してくれてはいましたが、半年という期間は長く、危うく家庭が崩壊しかけました。

なんとか離婚までは行きませんでしたが、プライベートの時間の重要性を実感した時でした。

危ないと思ったら

はっきり言って、残業100時間以上となるような状況は異常ですし、もしそれが続いているならば、早々に脱出する必要があります。

体を壊してからでは遅いのです。

上記でも紹介しているように、そこまで残業する必要のない会社はたくさんあります。

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